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PDCA研究所:セミナー研修のラーニングモアの日々つれずれ、担当の前田です。
今日のテーマはマルチタスクをこなすためのポイントです。
日々仕事を行っていると、同時に複数の仕事が舞い込んでくる、なんてことも多いと思います。
そういった場合必要になってくるのが、「マルチタスクをこなす技術」になります。
ただ、仕事を同時に進めるのはなかなか難しいもので、例えば「今いくつ仕事を受けているのか忘れてしまう。」であったり、「優先度の高い仕事がおろそかになってしまう可能性がある。」といった問題が起きてしまうことがよくあります。
では、こういった問題をクリアするために、どのような対策をすればよいのでしょうか?
まず大切なのは、記憶だけを頼りにせず、タスクを書き出し管理するということです。
仕事をしていると自分のやるべきことをついつい頭の中で整理し、スケジュールを組んでしまいます。
しかし、これでは、どんどん舞い込んでくる仕事にやるべきことが埋まってしまい、忘れていたなんてことが起きてしまいます。
ですから、どんな小さなタスクでも必ずメモを取り、記憶ばかりを頼りにしないようにしてください。
次に大切なのが、タスクに優先度をつけるということです。
上記ですべてのタスクを書き出すことが大切と述べましたが、これと併せて必ず優先度をつけていってください。
優先度の低いものに時間をかけ、優先度の高いものを後回しにしていては、全く意味がありません。
タスクの優先度を目に見える形で残しておくことで、期日漏れを防ぐことができます。
最後にご紹介したいのが、仕事に費やした時間を計測しておくことです。
ざっくりでいいので、一つに仕事にかかった時間を計測し、記録しておいてください。
同じ仕事を何度も繰り返していく中で、この時間が短縮していけば、一日にこなすことができるタスクの量も増えていきます。
逆に全く時間短縮ができないという場合は、作業の効率化が必要ということですから、自分の作業内容を見直すきっかけにもなりますよ。
目の前の一つのタスクのみに集中できるのが理想的ではありますが、なかなかそうはいかないのが仕事ですよね。
マルチタスクをこなす技術が身につけば、仕事の質は格段にアップするはずですから、お悩みの方はぜひ実践してみてはいかがでしょうか!