ブログをお読みいただきありがとうございます。
PDCA研究所:セミナー研修のラーニングモアの日々つれずれ、担当の前田です。
今日のテーマは良好な人間関係を築くことで自己評価を高めるです。
今回は評価の問題です、自分は他社に評価されていないと感じることはありませんか?
評価とは他者が決めるものなので、自分で評価をひっくり返すことはなかなか難しいのですが、この不況下になってくると理想どおりに企業も成長できないのでどうしても給料の問題も出てくるものです。
もし、「誰も正当に評価してくれない」と感じた場合には、それは自分自身の自己評価が大きく間違っている可能性が高いと思います。
不況で給料が安いと困るので少しでも高い給料のところに行きたい、と考える背景には頑張ってもこの会社では評価されないという思考があるように思います。「頑張っても理解してくれない、給料を搾取されているだけではないのか」と考える感情が強いのではと思うのです。
不況という苦しい局面を迎えたときに、職場や企業の真の力が問われます。
社員が全員で戦うことで企業として不景気を乗り切ることができる、そんな状況だからこそ通常よりもより強く、本当に苦楽を共にできる人間関係ができているのか、そうしたものを大切にする職場風土、苦労を分かち合える社風ができているのか、などが正面から問われるのです。不況は職場の人間関係を見直し、再構築する絶好の機会ととらえて、さらにすばらしい職場風土をつくるために努力することが大切です。
このようなことは容易にできることではありません。力を合わせなければならないときに限って、従業員の不平不満が爆発するものです。
市場価値の高い人材と言うのはそのような場合でも、自分が成長して利益を生み出す社員になればいいのです、その価値が向上した結果として高い収入になるほうが下駄を履かせてもらうよりも納得して業務に専念できると感じるのです。いかがでしょうか。