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PDCA研究所:セミナー研修のラーニングモアの日々つれずれ、担当の前田です。
今日のテーマは「部下のマネジメント術としての「褒め方」②」です。
人は、褒められることで嬉しく感じたり、やる気が出たり、その仕事に対して前向きになれたりします。
やり方の基本は、「5W1H」に置き換えることでだんだんと見えてきます。
What / Where / When / Why / Who / How の6パターンで書きます。
前半についての記事はこちら。
今回は①として、「What / Where / When 」に注目していきます。
④Why 「なぜ褒めるのか」
これはもちろん、「部下が成果をあげたから」に他なりません。
しかし、その点に対して腹落ちせずに褒めた場合は、思ったほどの効果が出ないことがあります。
「部下を褒めることでどのような効果があるのか」という、今回の記事のそもそもの内容になりますが、
【部下の仕事の効率が上がる】【褒められた人の周囲が頑張るようになる】【部下の良いところを見つけられる】
などといった、いろいろな人に対して効果があることを、今一度認識しましょう。
⑤Who 「誰が褒めるのか」
誰に褒められるのか、という点は本当に大切です。
とはいえ、自分の部下が成果を上げたのなら、直属の上司から褒めることは必須でしょう。
上司以外で褒められたい人といえば、その仕事を手伝ってくれた人や、その分野のプロフェッショナルの人などが
あげられます。
このとき一番効果があるのは、「上司から褒められることが一番嬉しい」と思ってもらえるような
関係づくりができている場合でしょう。そのためには、日々の細かいケアが必要不可欠になりますので、
相手に合わせたコミュニケーションを取っていくことを心掛けましょう。
⑥How 「どう褒めるのか」
褒める手段、褒め方についての話です。
これは最も基本かもしれませんが、「部下が頑張った点を褒めてあげる」という点は逃してはいけません。
そこに対する適切なアプローチが必要です。これはWhatに近い考え方です。
例えばこれからも頑張ってほしいことを伝えるなら、
「こういう部下が上司になれば、部全体が活気づくぞ」という風に伝えたり、
「ここで成功したのは君だからこそだ。そのやり方は後輩にも教えてあげてくれ」
など、適切な伝え方は必要不可欠です。
など、今回は5W1Hを使って褒め方のさわりの部分を簡単に書かせていただきました。
しかし、ここはぜひ極めてほしい内容ですので、また取り上げたいと思います。